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ツインズ・ラブ

第7章  画策(Side 葉月)

「一緒にはいる?」
 くすっと笑うような声で、葉月は言った。

 恥ずかしいけど・・・。
 離れるよりは、一緒に居たい。

 うんとは言えずに、葉月を抱きしめたまま、顔だけを上げて、頷く。
 恥ずかしくて、顔が赤い。きっと真っ赤だ・・・。
「わかった。じゃあ、一旦手を離して」
 手を離すと、葉月は僕の身体に手を回し、ひょいっと持ち上げた。
「お姫様だっこ。好きだろ、こういうの」
 葉月の頭に手を回して、ほほにキスして、微笑む。
 僕。細身だけど、身長170㎝もあるから。結構重いはずなのに。
 葉月は鍛えているから、全く苦にならないようだった。

 

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