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あなたの執事

第39章 出発

真っ直ぐな廊下を、走るまでいかないスピードで歩く


ゆい様はどこにいるんだ…!


曲がり角を曲がるとそこに龍がいた


シン「龍さん…!!!」


龍「…シンか。なんだ朝から騒がしいな」



シン「龍さん!ゆい様がどこにいるか知りませんか?!!」


龍はぴくっと眉を動かし、よくわからない顔をしている


龍「ゆいが…どうかしたのか?」


シン「先ほどお部屋に行ったときには既にいらっしゃらなくて…!クローゼットを開けてみたんけど、服と靴などが減っていたんです」


龍「…とりあえず、屋敷内を調べよう。
他の者に知られないように動けよ。

なにかわかったら連絡くれ」


シン「わかりました」



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