あなたの執事
第59章 訪問客
ゆい「つ、疲れた…」
ベッドに倒れこむ
シン「ゆい様…お疲れ様でした…。
いま疲れを癒す紅茶をご用意します」
ゆい「シン〜ありがとう〜」
あたしはベッドの上に座り直し、シンが用意してくれているのをただ見つめてた
カチャカチャ…
カップの音が部屋に響く
シン「会場から出たあとも、あの女性の叫び声は響いておりましたね…。
あぁいうのをヒステリックとでも言うのでしょうか?」
ゆい「う〜ん…かもしれないね。
本当に周りにチヤホヤされて来たんだろうなぁ…
あの執事さんも、なんか可哀想。」
あたしがあの気の弱そうな執事のことを思い出してると
シンがあたしの目の前に寄ってくる