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あなたの執事

第13章 花見

爺やは変わらずニコニコしている


ゆい「…だめ…かな?」


爺「いいえ、ゆいお嬢様がそう言うとわかっておりましたよ」


ゆい「えっ?!」



ドキッとする…



ゆい「な…なんで??」


爺「それは秘密です」

爺やはクスクスと笑ったあと、あたしを見つめる


爺「ですが、シンをゆいお嬢様の専属にするにはまだ早いのです。シンには、もっと学ぶべきことがたくさんあります」


ガッカリ……


ゆい「そぉ…」


爺「ですが、シンもいまとても頑張っています。ゆいお嬢様の立派な執事になれる日も遠くはないとおもいますよ」


パッと顔をあげニコッと笑う

ゆい「わかったわっ!あたしも頑張ってもっと自分を磨くわ♪」


爺「はい、頑張りましょうね」

爺やはニコニコと紅茶を片付けるのだった

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