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この恋は、特別(ふつう)

第2章 出会い。

あれから気づくとテレビとかでも櫻井さんを探している。

CMまでも反応しちゃって、
自分でもバカみたい(笑)

あれから、仕事が忙しすぎて、ろくに寝てない。

いつご飯食ったっけ?

みたいな感じだ。

そんななので当たり前のように櫻井さんとは会えてない。

今も気付けば、朝だった。

そろそろ、なんか食べないと…

フラフラしてきた…

冷蔵庫を開けると、



ヨーグルト。


ヨーグルトで少し回復した私は、またパソコンへと向かった。

♪~♪~♪~♪~

携帯をバッグの中から手で探り、取り出す。

その時、自分でも、顔が明るくなるのが分かった。

翔「もしもし?俺ですけど。」

「はい、なに?」

翔「いや、あれからスタジオ来ないから、具合悪いのかなって。」

「ちょっと仕事が忙しくて…心配してくれたの?」

翔「そりゃ、…これからそっち行っていい?」

「えっ、あっ、…」

ガチャッ

「いいよ…。って言ってない(笑)」

これから会える♪

そう思うだけで、気分が上がった。


っ!!ヤバっ!

服!顔!ボロボロじゃん!

急いで、着替えて、整えて、バタバタしてると…。

ピンポーン♪

き、来たぁ、、、

素早く玄関を開けると、サッと入ってきた。

翔「バレるとヤバイからね。(笑)」


翔「仕事、大丈夫?」

「うん。今日の分は終了!翔はいいの?」

翔「今日は、オフだから。全然大丈夫。」

「ってか、さっきなんであんなに慌ててたの?」

翔「あ、あのさ、




俺と付き合ってくんない?」

「…何人目?」

翔「…ん?」

「私で彼女何人目?」

翔「藤花だけに決まってんじゃん。」

「嘘。絶対遊びに決まってる。」

翔「信じてくんないの?本当に好きだって。」

「じゃ、ドッキリ?」

翔「だから…。どうしたら信じてくれる?」

「…本気なの?」

翔「超ガチで本気で藤花ちゃんが好き。」

「……マジか。」

翔「返事は?YES?NO?」

「そんなの、YESに決まってる…。」

そう言った時、目から何かが落ちた。

翔「なんで泣いてんの?」

「だって、…ずっと、、会いたかったから、、夢みたいで、でも夢じゃなくて…・・訳わかんない…」

その時、翔に優しく包まれた。

翔「両~思い~♪」

「バカっ//」

こうして、私達は、スタートした。

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