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ねぇ、麻弘…

第2章 胸さわぎ

7月21日…。

この日は、あの日よりも強く胸さわぎを感じた。

私は会社で、昼休みにお弁当を食べ終えて、自分の席でうとうとしていたら、珍しく夢を見たの。

夢で誰かが川で溺れて、一生懸命、助けを求めている。

夢で誰かが、両手を高く上げて、助けてーって叫んでいた。

そこで私は目を覚ました。

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