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ねぇ、麻弘…

第7章 別れのその後

「あの……、友達は助かるんですか?」

「今はなんとも言えないわね。でも、助けてみます。助からないかもしれないけど……。全力尽くします! 私たち、看護師です! 今、救急車呼びました」

彼らは望みを捨てなかった。

彼女たちは、命を助けるプロだ。

あとは任せよう。

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