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ねぇ、麻弘…

第1章 思い出

私はなんとか麻弘を、ワゴン車の下から救出成功した。

結局、麻弘がソリを引いて、私が麻弘の空いてる手を繋いで家に帰るのが早かった。

麻弘は、何事もなかった顔をしていたね。

母親も、麻弘が泣かなかったから笑顔だったんだけどね。

あの頃の麻弘、ちょっと強かったよ。

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