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ねぇ、麻弘…

第1章 思い出

家族と海でキャンプ。

夕飯まで時間あるという事で、私は麻弘と砂遊びする事にした。

麻弘が、波打ち際から少し離れた場所にしゃがんでいて、私はその向かいにしゃがんで、一所懸命、砂山作って遊んでいた。

その時だった。

チャプッと小さな波が何回か来た。

そして、ザプッと麻弘は頭から波をかぶってしまった。

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