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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第8章 改名

光はクスッと笑って


「どういたしまして」


私の頭をポンポンする。


…背が高いからポンポンしやすいのかどうか分からないけど

どう見ても傍から見たら光の方が年上的な対応だよな…。


なんて思いながらも黙ってポンポンされる私も一体。



「心愛」


頭上から声がして、見上げると


「んっ」


差し出される右手。






何?



………



あ!




「ココア代のお釣り!?」


「バカか」



ひ、一言返し?!


じゃぁ、何だぁ?



首を傾げる私に更に突くように苛立ち気味で右手を「んっ!!」と差し出す光。





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