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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第9章 別れの曲

店長は私を囲うようにお菓子が入ったケースが散乱してる様子を見ながら



「何してんの?品出し?」



昨日の深夜陣、やってないの?って聞いて来た。



「いえ!やってくれてたんですけど…」



昨日の深夜納品されたお菓子達。

私の指示が悪かったのか全然違う棚になってて。

売り出したいお菓子が棚の1番下や中途半端な位置に。


これじゃ気張って4ロッド個数入れた意味が無くなってしまう。



「ちょっと変更してます」



苦笑しながらそう言うと、

店長も苦笑。




「なるほど!気に入らなかったわけだ!

深夜陣に説教しとくわ!」





腕組して、しかめっ面してみせた。





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