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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第9章 別れの曲

…てか。


棚やお菓子の事よりさっきから気になってる



「グレープジュース…邪魔なんですけど?」



ずっと話してる最中も私の目の前に鬱陶しく翳されてるグレープジュース。


何の意図があるのかさっぱり分からないんですけど?



グレープジュース越しに疑問度100%の視線を店長に向ける。


すると店長はフッと笑って



「徳チャンにあげる」


「え?」


「徳チャン、グレープジュース好きだから俺の奢り!」



ほいっ!って目の前に翳されてたジュースを私に差し出す。





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