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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第10章 自暴自棄

「やめない」



光は冷たい声で一言。

その間も、スーッと私の身体を撫でる光の冷たい指。




「おねがっ…やめっ……アッッ‼‼」



「“バカな事言ってごめんなさい”って言ったら止めてやる。」



「な、何で私が…ハァ…謝る……わけ…?」




円を描くように指でクルクル私のお腹の上で指遊びさせる光。


そんな無表情の光に、怪訝な顔して光を真っ直ぐ見上げた時――――



「あっそ。


なら、容赦しねーから。覚悟しろよ」




―――‼‼‼











「ギャハハハハハハハッッ!!!」






光は、まさかの私に跨ったままで、思いっきり脇腹をくすぐって来た。




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