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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第10章 自暴自棄

光のせいで一気に顔がカァーッと火照る。



光は私の頭をポンと軽く叩いて



「ちょっと待ってて?飲み物取ってくる」



部屋から出て行った。



1人、光の部屋に残された私は火照った顔を沈めるように手でパタパタ扇ぎながら光の言葉を思い出す。




“心愛が自信を無くす事はない”


“あんたをちゃんと見てくれる人”






不思議だけど…。




この言葉でちょっと気持ちが落ち着いた。







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