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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

電車の窓の外に目をやりながら、1人不貞腐れてると頭をポンと光に叩かれて



「…何」



不愛想に声だけで対応。

光はそんな私とは真逆で、私の反応を楽しんでるかの風でクスクス笑いながらスッと席を立って



「ほら、ブーたれてないで降りるよ?」



降りるよう促されたから



「ブー」


「ぷっ。何、前世?あ、現世?」


「……どっちでも無いわっ!!」


「ククッ。あぁ、前世も現世もどっちもブーちゃんか♪」


「………イラッ」




イライラしながら降りたブー。








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