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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

電車を降りて、改札抜けた先は1度も来た事が無い場所で。


思わずキョロキョロ、挙動不審にあちこち見てしまう。


駅も今時珍しい木造で。

平屋っていうのかな…。

瓦の屋根の上に駅名の看板が乗っかってて横に隣接された小さなキヨスクがある程度の

本当に小さな駅。



…でも、



普段、人混み溢れ、乗客待ちのタクシーで溢れ返す駅をしょっちゅう見てるせいか、

こういう駅を見てると心がほんわかとしてしまう。



知らない土地に来た事と、ほんわか駅に降り立った事でウキウキ気分を上昇させてると



「心愛!呆けっとしてんな。早く来い!」



叱られて、今度は



「え?バス?」


「うん。ほら乗って」




電車からバス移動。







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