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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

バスに乗ると、光に


「窓際へどーぞ?」



まるで、紳士のようなエスコートっぷりをしてみせる光にくすぐったく感じながら窓際に座り、今度はバスからの景色を愉しんだ。



どこに向かってるのか見当もつかないけど…


辺りは紅葉に色付いた木々が生い茂る風景がひたすら続いてるのを見てると

街中に行ってないっていうのだけは確かだろうなー


と思うけど、それ以外はさっぱり。




でも…




それも今は何か、どうでもいいかも。


何処へ向かってるかなんて。


自然を愉しんでるとそう思えた。




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