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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

光は、何やら満足そうな笑みを浮かべて私の携帯画面を見入ってて

私も光の隣りに並んで自分の携帯を覗き込む。



私の携帯の画面には、バックが黄色一色の綺麗な世界の真ん中に

背の高いイケメンな男と、その隣りにごく普通の女。


何とも絵にもならない画像が映し出されてて、思わずため息。



…全てを私が台無しにしちゃってる感満載の画像だなこりゃ…




「ご、ごめんねぇ?ブサイクで」



先に言われる前に言ってやろうと、はははと笑いながら言うと光は全くの想定外。


ほんとだな!って言われると思ってたのに




「何で?心愛っぽくて俺は好きだけど?」



――――え?



「この画像、俺も欲しい」




光は自分の携帯を取り出して画像を転送したみたいで




「よし!完了!」



私の携帯画面と自分の携帯画面、両方に写し出された2人の2ショット画像を私に見せてニカリと笑った。







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