無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私は肘で光の脇腹を突っつきながら



「大自然の前だと人間は素直になるって言うけど…ほんとだったんだねぇ！」



ニタリ。



「は？」


「自然に囲まれてると、普段の性格の悪さも浄化されるんだろね？

自然の力って凄いね！？」




ねっ♪ってニコリと首を傾げて笑うと、光はフッと鼻で軽く笑ったと思ったら





へっ？！





私の腰に腕を回し自分の方に一気に引き寄せ、あっと言う間に端整な顔立ちが急接近。

あまりの近さに私の心臓も一気にバクバク状態。



そんな私に光は挑発するかのようにフッと息を吹きかけて




「あんた…ここで犯してやろうか？」


「おかっ……？！！」




一言。







…こいつ…




……浄化……失敗したのか…？