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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第13章 年上×年下 2

「心愛?」



ん?って、優しく目を細めて

私の顔の位置まで膝を曲げて私の顔を覗き込む拓ちゃんは、ずっとフリーズしてる私をクスッと笑って



「ほら!心愛の大好きなタルトばっかり買って来たから。

あと、神専用のケーキもあるから、食べよ?」



今日2度目。


私の頭を優しくポンポンと撫でた。



…いつもなら



拓ちゃんのポンポンは凄く心をくすぐったくしてくれて。


心を温かく満たしてくれた。



…だけど、今の私には…



ただただ、動揺を呼ぶ行為でしかなくて




「どうして……?」




この言葉しか出てこない。







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