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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第13章 年上×年下 2

そんな空気を更に冷たく…

そして、凍りつかせるように光はフッと鼻で笑って見せて、言葉を切り出した。



「ただ“別れまでの期間が長かった”ってだけだろ?

あんたの場合。」



「は…?」



「1年付き合ったからって何なの?
付き合うって形の期間が長いからって何なの?

ただ月日が流れただけで中身も何も無い癖に。」



「ッ!…じゃぁ聞くけど、そういうお前は心愛の何を知ってんの?

俺は何だって知ってる。

料理が上手い事も、優しい事も。


あと、心愛の右わき腹には「ほくろ。」



「……は…っ?」



「こいつの脇腹に3つ、ほくろがあるんだろ?

そんな事俺だって知ってるし。
何そんなことで威張ってんの?」




バカじゃねーの?って煽るようにまたククッと笑う光。






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