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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

「ここ座ってちょっと待ってて」


「あ、うん。」


「もし変な奴が来たら大声出して俺を呼ぶ。分かった?」


「う、うん。分かった…」


「直ぐ戻るから」


「うん」




――あれから。


光に手を握られたまま、何も会話を交わす事なく連れて来られた先は



駅前の公園。


真ん中に時計台がある、どこにでもある公園で良く待ち合わせ場所に使用される公園。



私も良く利用したし、この公園には色々な想い出がある。




…と言っても…




あまりいい想い出じゃないけど…。





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