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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

「…そんなとこ座ってっと風邪引くよ?」


季節は2月。

彼女は制服で、当然スカートで生足。




「地べたにずっと座ってないで、取り敢えずここ座ろうよ」




俺は彼女を抱き起し、そっとベンチへ座らせ


自分も彼女の隣りに座った。


そして、再度




「取り敢えず、温まれば?」




彼女に2度目。

ミルクティーを差し出すと、彼女は鼻を啜りながら




「何だか、紅茶のCMの1シーンみたいだね」





フフッと笑った。



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