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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

すると、母さんはクスッと笑って



『本当はね?何でもいいんだけど。

お父さんが入れてくれるものなら何でもいいんだけど。

でも、ミルクティーはお父さんとの想い出が沢山あるから。

だから、愛言葉みたいなモノ…かな?』



って言った後



『光もいつか女の子を泣かすような事があった時、その子に買ってあげたら効果あるかもよ~?』



ニタニタ笑いながら言った。


この、母さんの言葉がやけに耳に残ってて


だから、さっき別れた女も泣いたりした時ミルクティーを買ってやったら

母さんの言うように泣き止んだ。



だから今回もそうしただけだから、さほどミルクティーに深い意味は無い。




「誰かが言ってたんだ?」


「まぁ」


「そっかぁ…。ありがとうね」




彼女は眉を下げて微笑。

そして紅茶を軽く振って蓋を開け、一口飲んだ後




「でも…ココアがいいなぁ…」






はい?






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