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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

突然黙って空を見上げる俺に、彼女は最初不思議そうにこっちを見てたけど

そのうち彼女も空に視線を向けて

2人、ただ黙って空を眺めた。



色々な形をした雲が、日光に照らされながら青々した綺麗な空を動いてく様を、ただひたすら眺めながら




「俺、空眺めてんの好きなんだよね」




ボソッと呟いた言葉を、彼女はしっかりと拾ってて。

視線は空へ向けたまま彼女も



「奇遇だねー。私も好きなんだー」


「あっそ」


「クスッ。興味無し?」


「いや?別に…。奇遇だね?」


「ですねー」




お互い、空を眺めたまま再び他愛もない会話を始めた。







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