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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

彼女の事を考えながら歩く帰り道。

俺の顔は綻んで仕方がなかった。




辛い癖に笑ってて

泣きたい癖に我慢して

声の出し方を忘れ


挙句の果てには



“絶対いい彼女が出来るよ!

私が保障する!!”



人の恋まで応援する彼女。



ってか……あの人……相当泣いてるって事は相当男運無さそうなんですけど…

そんな人に保障される俺って……。


保障の効力が相当薄そうな彼女の“保障”に笑いが込み上げる。




と、同時に




相当、男運が悪い彼女を俺が守ってやりたい。




そんな感情が芽生えた。





だけど――――。






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