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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第16章 放さない・離さない

へっ?



と思った時にはもう遅し。

光の言葉と共に後頭部にグイッと圧を感じて。


気付けば








―――――ッ‼‼








光の顔が直ぐ目の前にあって。

鼻擦れ擦れの、息止めてなきゃ吐息がかかりそうな程の至近距離に光が居て。



「目ぇ、反らすなよ」



なんて言われても、恥ずかしくてどうしたらいいのか分からなくて


どこ見ていいのかも分からくて




「ちゃんと俺の目ぇ、見て?」




テンパる。






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