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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第17章 触れた想い

「…………。」


「…………。」


「…………。」


「…………。」




……き、気まずい…。



こ、こういう場合は私から話し掛けるべき…なのかな…



なんて思いながら横目でチラッとと拓ちゃんの方に視線を投げると


拓ちゃんは両手を後ろについて、長い脚を伸ばして座ってて。


何故か楽しそうに朗らかな笑みを浮かべながら星空を眺めてて




その横顔が、とても綺麗で…




ちょっと前の私なら、拓ちゃんのその横顔にキュンとしちゃってたのかもしれないけど


今の私はその綺麗な横顔が、ギュッと胸を締め付けた。





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