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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第17章 触れた想い

モデル、タレント、金持ちの娘。


ありとあらゆる女性が下心丸出しで、俺に近付いて来た。


俺はそれを笑顔で応じてやった。


断って面倒臭くなるより、応じて悦ばせていれば、相手は文句1つ言わない。


結婚もそう。

未婚で1児の母だった取引先の娘から



「結婚してほしい!」



そう頼むから結婚したってだけで,
愛なんかない。


そもそも、取引先の娘だし。

仕事の上では好都合っちゃ好都合だった。

ただそれまでの事。


ただ、最初は義父の会社の方が大きかった規模も、俺の会社の方が大きくなってて

形勢逆転。

俺が何しようが義父が口出し出来ない風になっていた。


多分、口出ししようとも思わなかったはず。


口出ししたせいで、俺からの取引切られたら困るのは向こう。


だから俺が何しようが好き放題。

段々と嫁の方も、俺の金で好き放題。



そんな結婚生活、上手く行くわけもない。



って、最初から分かってた事だけど。




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