テキストサイズ

ふわふわ堕天使のスルメイカ

第21章 愛の狭間で・・・

ったく。


と、店長に呆れ溜息1つ。

店長に話す前にやってたいつもの棚作りに精を出そうと持ち場に戻ろうと歩み出すと



「待て」

「グッ…‼‼」


突然襟元を引っ張られ、私の行動は強制停止。

あまりに強い力で引っ張るもんだから襟が喉を絞め付けられた。




「く、く、苦しいじゃないですかっ!!」



死ぬかと思ったじゃんっ!!



「あ?悪ぃ悪ぃ」


か…軽ぅー……。

世の中で1番軽い謝罪だぁ……。



私は店長を軽く横目で睨みながら、首元を擦って心の中でボヤキ。



「で、何っすか?」


首が痛いから口調も不機嫌丸出し。


「話はまだ終わっちゃいねぇっつーの」


「え?まだ何ッスか?」


「お前、その口調次やったらマジで首絞めっぞ」




ひぃ。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ