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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第21章 愛の狭間で・・・

日が落ちて薄暗い中、街灯の下を寒そうに歩いてる光の姿を視界が捕えた。


久々に見る彼は、相変わらずスラッと背が高くて。

暗闇の中なのに彼は目立ってた。

颯爽と歩く様は相変わらずだなー

なんて思いながら彼を見てると頬が綻んだ。

声を掛けようか、それともクリスマスまでは逢わないと言ってた彼の言葉を尊重させるべきか。

どうしようかと悩んでると、彼は不意にクルッと後ろを振り返って、優しく微笑。



……なんだろ?


不思議に思いながら、私も彼の視線の先に視線を流すと。










―――――あっ……







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