ふわふわ堕天使のスルメイカ
第24章 聖なる夜に・・・・・・
私は、さっき駆けた商店街を再度、駆け抜ける。
来る途中、見上げたツリーは、今はそれこそ待ち合わせ場所になってて。
色々な人がツリーの下で待っては、パートナーと一緒に賑やかな街へと消えていく。
時間はお昼前。
照る太陽の輝りも朝より強く、でも、それでいて優しく輝る光はツリーの装飾を煌びやかに輝かせてて。
赤や青、緑やピンクのオーナメントは太陽の輝りで反射してそれぞれ柔らかく綺麗な光を放つ。
商店街の壁や窓。
屋根を色びやかに照らす光が凄く綺麗で。
ある意味、ツリーから私達へのクリスマスプレゼントなんだろうな。
なんて思えたりした。
そんな光の帯を目で追いながら、感動してる人達の横を、ヒールの音を鳴らしながら全力で走る私。
走りながら、彼の携帯のコールを何度も何度も鳴らしてみるけど
彼は一向に出る気配がなくて。
私の頭の中は、最後に見た彼の表情が浮かんで離れない。
あーもう!!
何で今日に限ってヒールなんだろう!
いつもスニーカーやムートンブーツなのに、何で今日に限って私は走る日なんだろう!
せっかく巻いた髪の毛も、こんなに走ってたんじゃカールどころじゃない。
メイクだって……!!
一生懸命頑張ったのに、汗だくでもうきっと私の顔面はぐしゃぐしゃなはず。
―――でも!
それでも、私は走って彼を見つけて伝えなきゃいけないんだ。
来る途中、見上げたツリーは、今はそれこそ待ち合わせ場所になってて。
色々な人がツリーの下で待っては、パートナーと一緒に賑やかな街へと消えていく。
時間はお昼前。
照る太陽の輝りも朝より強く、でも、それでいて優しく輝る光はツリーの装飾を煌びやかに輝かせてて。
赤や青、緑やピンクのオーナメントは太陽の輝りで反射してそれぞれ柔らかく綺麗な光を放つ。
商店街の壁や窓。
屋根を色びやかに照らす光が凄く綺麗で。
ある意味、ツリーから私達へのクリスマスプレゼントなんだろうな。
なんて思えたりした。
そんな光の帯を目で追いながら、感動してる人達の横を、ヒールの音を鳴らしながら全力で走る私。
走りながら、彼の携帯のコールを何度も何度も鳴らしてみるけど
彼は一向に出る気配がなくて。
私の頭の中は、最後に見た彼の表情が浮かんで離れない。
あーもう!!
何で今日に限ってヒールなんだろう!
いつもスニーカーやムートンブーツなのに、何で今日に限って私は走る日なんだろう!
せっかく巻いた髪の毛も、こんなに走ってたんじゃカールどころじゃない。
メイクだって……!!
一生懸命頑張ったのに、汗だくでもうきっと私の顔面はぐしゃぐしゃなはず。
―――でも!
それでも、私は走って彼を見つけて伝えなきゃいけないんだ。