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「だけど、俺心愛の顔見て分かったんだ。」


……え？


「心愛が何を考えて、心愛がどういう行動を移すのか。」


「………」


「だから待ってた」


「…………えっ」


「“バス停”で心愛が来るのを待ってたんだ、俺」



そう言い終えると、光は私をギュッと抱き締めた。



……けど。



私の頭の中には？マークが一瞬、数えきれないくらい飛び出す。



―――いやいやいや。




「あの……」


「んー？」


「今、どこで待ってたと…？」


「バス停」


「えっと……もう1度お願いします」


「だから、バス停」


「………」


「………」


「………」


「………」



「えぇぇぇえええええ！！？」


「っだよ、煩せなぁ」


「えぇぇええええ！！？」




バス停？！！