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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第25章 聖なる夜に・・・・・ 2

「心愛、」


「ん?」


「来年もまた、この日にここに来ような?」


「うん!」


「まぁ、今は軽く聞き流してていいんだけど」


「何を?」


「ここ、来年まで俺の予約」


「へ?……ゆび…わ?」


「そっ。来年のクリスマスまで、その指は俺が予約しておくから。

他の誰もその指には何も触らせないから。」


「それって……」


「俺と、結婚前提で付き合ってください」


「え?!」


「だって俺、別れる気ねぇんだもん。

だったら前提でもいいっしょ?

それとも何?あんた、別れる気なわけ?」


「まさか!別れる気なんて…」


「じゃぁ、決まりな」


「……宜しくお願いします」


「じゃぁ、そういう事で……。


心愛、目ぇ綴じて?」


「こ、こう……?」


「何があっても守り抜くから。」



そう言うと。

そっと優しく触れるだけのキスを落としたスルメイカは……









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