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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第5章 私は知らないんです

「他のお客さんの迷惑になるから!!」


「誰も店内に居ないのに?」



……うっ。



ホントだ。

見渡してみたけど見事に誰も居ないし…。


相変わらずこの男はニコニコ笑顔だし!

顔近いしっっ!!!



1人どうやってこの状況を打破しようかとあたふたしてると、

どんなに抵抗しても離してくれなかった腕をスッと離して




「ていうかさぁ」






「その金額、あんたの妥当金額?」



へ?




呆れたような、バカにしたような顔して私の頭に指を差す。







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