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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第27章 番外編

過保護なダンナさん。

この代名詞は光のためにあるんだろうな…

そう思えるくらい



「大丈夫か?!心愛はドジなんだから直ぐ扱けるから危ないよな…

俺、おんぶしてやろうか?!

いや…お腹が瞑れるのはヤバい。

よし、抱っこしてやろうか?!」


「い、いいよ!!普通に歩けるから…」


「はぁあ?!普通に歩いてて危ないから言ってんだろうが」


「手!」


「あ?」


「手をしっかり繋いで歩いてると、もし扱けそうになっても光が支えてくれるから大丈夫でしょ?」


「………チッ」



何で、“チッ”なのか良く分からないけど…


とても過保護に守られなから



「どんなに仕事忙しくても、俺、これからも病院付き添うから。」


「……いいの?」


「当たり前だろ?俺が守らなきゃ誰が“2人”守るんだよ。

誰かさん、自分1人だって守れねぇのに」


「…すみません…」





愛が溢れる帰り道だった。






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