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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第27章 番外編

「心愛、俺もう名前決めたから!」


「え?!早くない?!
しかも、性別まだ分からないのに?」


「大丈夫。子供はいっぱい欲しいから」


「えぇええ?!」


「男の子も女の子も、どっちも考えたし?

ほら、どう?この名前、良くね?」


「どれどれ……」




私のお腹が大きくなるにつれて、光は更に今まで以上に優しくなった。

仕事で疲れてるのに、掃除も洗濯も、料理も手伝ってくれて。

空いた時間に、呼吸法とか勉強してみてたり

これには、私も強制参加。

2人で本を見ながら呼吸法勉強。


パパ学級にも進んで参加。

そういうモノは参加しない感じなのに率先して参加する光が意外だった。


マタニティー気分を味わった光は、妊婦の大変さが更に分かったみたいで

更に更に、更に優しくしてくれた。



本当。



ダンナさんの鏡みたいな人で、周囲のお母さんからも凄く羨ましがられた。






「早く生まれてくるといいな」



「そうだねー、楽しみだね♪」



「心愛、愛してるよ」



「私も。愛してる」





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