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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第27章 番外編

光は愛しそうに頬に触れながら、


「もう帰っても良いって?」


言葉だけ私に向けた。



「うん!もう、手続きも全て済ませたから帰れるよ?」


そう言うと、荷物を肩に下げて

ベッドで気持ち良さそうに眠ってる天使を、嬉しそうに抱いて



「じゃぁ、帰ろうか!

“愛輝(よしき)と“愛花(わか)”


そして……」



ここまで言うと、光は私の傍まで歩み寄って



「心愛、帰る前に」


「え?………んッ」



顔を上げた瞬間、ふわっと触れるだけのキスをして。


「今は、これだけで我慢する」


そう言いながら、ペロリと唇を舐める光の顔がセクシーで


不覚にもドキンと胸が跳ねる。




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