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「徳チャン！！」


「はい？」


「ちょっと来て」


「はーい！」



徳チャンを呼んだのに、自然と当たり前のように付いてくる生意気男。


…まぁ、いいか。

２人一緒の方が都合がいい。



徳チャンが俺の前に不思議そうな表情で歩み寄った瞬間



「“徳チャン”じゃなくて“重盛”ですから。」



生意気男が俺に不満そうに言葉を吐いた。



「徳チャンは徳チャン。結婚しても、徳チャン！

何？お前。そんな事も許せねぇような小さい男なわけ？」


「はっ？」



俺の言葉で、生意気男の眉間に数本の皺が入った。




おぉ～怖っ。