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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第29章 重盛家のクリスマス

「光………?」


「ねぇ」


「え?」


「その上目、他の男にしたらダメだから」


「えっ?!」


「その上目、俺以外したらダメだから」


他の男にそんな事するようなバカ女じゃないけどさ。


一応、防衛。



「し、しないよ~!!しても私なんて別に誰も…」



な?

だから、バカだっつーの。

全てを自然体でやって退けるから、あの美容師もクソ店長も

心愛に惚れたんだろうが。


計算高くないからこそ、気付かないうちにやってるかもしんねーだろうが。




「とにかく、他はダメ。

ラジャ―?」



「う、うん。しない」


「よし。」




ワケわかんねー嫉妬して、カッコ悪っ。


俺。





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