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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第29章 重盛家のクリスマス

私は光の両頬を掴んで、自分の顔と向き合うように向けて


「光?」


「ん?」


「メリークリスマス!!」



一瞬、鳩が豆鉄砲喰らったように目をまん丸くさせた光だったけど




「その時差攻撃、毎年絶対だな?」



クスッと笑ってそう言うと、優しく私の髪を撫でて




「メリークリスマス、心愛」




再び、唇を重ねた。



「先に言っとっけど」


「え?」


「こっからはノンストップだから」


「え!?」



「もう、止めねぇーから」





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