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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第6章 はんたいことば

制服から着替えてスタッフルームから出ると拓ちゃんは店の外で喫煙中。



ガラス越しに見る拓ちゃんは隣で同じように吸ってる中年のオジサンと比べたら失礼かもしれないけど…


スラッとしてて拓ちゃん愛用のDGのサングラスが凄く似合ってて。


少し色落ちしたGジャンをカッコ良く着こなしてて



……あっ、



私に気付いて軽く手を振る拓ちゃんの姿に見惚れると同時に



何だか…拓ちゃんの彼女なのが夢みたい…



約1年経つのに未だにそう思っちゃう。


私なんかが“彼女”でいいのかな…



って



ダメだから色んな人と浮気しちゃうんだよね。


ハハハ…





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