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ギャルとあたしの8ヶ月

第2章 彼女のヒミツ

『屋上…どこ?』

彼女はゆっくりと
そう言った。

「えと…あ、こっち」

あたしは
屋上への扉がある
階段を上った。


「生徒はあんま入っちゃいけないんだけど、カギが中に付いてるからみんな出入りできるんだよね…」


『ふぅ~ん』

…また無視されるかと
思っていたから、
少しビックリした。


すると彼女が
笑った。

『ふふっ、変なの。』


「っ!!」

ちょと胸が高鳴った。

それは、
女子でもかわいい
と思ってしまうくらい

とにかく
可愛らしい顔をしたから

あんな顔できるんだ…


あたしが彼女に
見とれていると、

また彼女の表情が
変わった。

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