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ギャルとあたしの8ヶ月

第2章 彼女のヒミツ

『…何。』


あ、ギャルに
戻っちゃった。


「ううん。屋上、
入っちゃおっか☆」

彼女は少し
驚いた顔をした。

そして少し微笑んだ。


『あんたがそんなコトを言うとは思わなかった。』


あたしも微笑んだ。

「ふふっ、あたしも。」

自分でも
言うとは思って
いなかった。

なにせクラス委員。

常に良い子でなければ
クラス委員失格だから。

正しいことを言って
いればなんとかなった。


なんか、
この子が笑うと
調子くるうな。

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