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舞賀家の日常

第3章 しろーとごろーのお話




昔は、俺がしろーの後をちょこちょこついてたんだっけ。


しろーがいじめにあって家族以外の人には心を開かなくなったときがあったんだ。


それ以来しろーが俺の後をついてくるようになったんだ…。



四郎「?おーい、ごろくん?」

五郎「はっ…。」

四郎「どうしたんですか?ぼーっとして…」

五郎「なんでもない。しろー、今日はしろーが買い物当番だからよろしくね!」

四郎「えー…ごろくんと一緒がいいです〜」

五郎「俺、昨日当番だったからそれに、そんな買うものないだろ?」

四郎「あります!たぁーくさんあります!」

………………全く。

五郎「じゃあ、今日だけだぞ?」

四郎「本当ですか!?ごろくん優しい〜!!」

………こいつ。
どこでこんな技を身につけてきたんだ。

萌え袖で頬杖をつくなんて…。

参ったなぁ…。
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