舞賀家の日常
第2章 舞賀家の朝
二郎「ねぇねぇ、一郎君」
一郎「ん〜?どうした二郎。」
二郎「あのさ…舞賀家の決まりってさ…誰が考えたの?」
一郎「……」
二郎「一郎君…?」
一郎「舞賀家の決まりはな、母ちゃんが考えてくれたんだ」
二郎「お母さんが?」
一郎「うん、母ちゃんが死ぬ時、母ちゃんと一郎の最後の約束として残してくれたんだぞ?」
二郎「そうなんだ…」
一郎「それが、今の舞賀家の決まりなんだ…。」
舞賀家の決まり朝ご飯はみんなで食べること。
朝ご飯はみんなで楽しく食べること。
感謝の気持ちを忘れないこと。
出かける時は、「いってきます」「いってらっしゃい」を言うこと。