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舞賀家の日常

第3章 しろーとごろーのお話

キーンコーンカーンコーン…

朝のチャイムが学校に鳴り響いてる。

窓の外をみると、朝練を終えた生徒達が急いで教室に戻ってくのが見える。

ツンツン

五郎「しろ?どうした?」

四郎「…つついてみただけです(ふふっ)」

今、頬杖をついてふふっと笑ったのが俺の双子の兄。四郎。

五郎「なんだよそれ(笑)」

四郎「ふふっ、あ、ほらほら先生が来ますよ」

五郎「あ、本当だ」

もうホームルームが始まる時間か…。
………………
それにしても眠い。

昨日、しろのゲーム対戦に付き合ったのが悪かったのか。







〜昨夜〜
ガチャ
四郎「ご〜ろ〜くん♪」

五郎「ちょ、お前、部屋に入るときはノックしろよ!」

四郎「いいじゃないですか〜^ω^」

しろの手には、3DSが2つ。
おそらく、『ゲームの対戦相手になりませんか?^^』
とでも言ってくるのだろう。
まぁ、たまには悪くないかも。

四郎「ごろくん、ゲー五郎「勉強終わるまで待っててね〜」
四郎「むぅ…。(`з´)」

今の顔、じろにぃに見せたらどうなるんだろ?

『しろー!可愛いな〜、可愛いな〜!超絶可愛いな〜!!』
なんて言いそうww。

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