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空の記憶~あなたと私と彼、それから~

第10章 第三話【波の音】 衝撃の真実

「亮平さんは私の大切なひと」
 心底から幸を愛していると言ってくれる亮平に、嘘はつきたくない。だから、敢えて愛していると幸は彼に言わなかった。しかし、亮平は幸の真の気持ちに気づいているのかどうか、何も言わなかった。
 その夜、幾度も求め合った後で、幸は亮平の上で自ら脚を開いた。

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