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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第7章 ユーリ篇

「大丈夫だよ。
ちゃんっと手加減するから♪」


月花の首に両腕を回し、
悪戯っぽく笑うとユーリの唇が
月花の唇をおおった。


『んんっ…!///』


唇を貪るような激しいキスに
月花は目の前がチカチカし、
呼吸が上手く出来ない。


『ユ…///』


ユーリの舌が唇の隙間を割って入り、
月花の舌を絡めとる。

ぴちゃくちゃと水音が部屋に響き、
月花の鼓膜を刺激した。


『っ……あ…』


(…力が…入らない……)


月花の身体から力が抜けるのを確認すると、
ユーリはネグリジェのリボンに手をかけた。

慣れた手付きでリボンをほどき、
両手ではだけていくと、
ネグリジェは月花の肩を滑り落ち、
背中をなぞるようにするりと落ちていった。


「俺、今まで月花様の着替えを
何度も手伝ってきたけど…
ココから先は見たことないんだよね」


ちゅぷと音をたて唇を離したユーリは
舌先で自身の濡れた唇を舐めると、
楽しげに笑って見せた。

そして、
月花の首筋へ指を這わせると
胸元までなぞるようにして
指先をおろしていった。


『っん…っ///』


月花は胸元まで落ちたネグリジェを
両手でおさえつけた。

滑り落ちたネグリジェは
胸の上部で止まっており、
胸の先端は晒されていなかった。


(夜伽を何度しても…
見られるのは恥ずかしいよ…)


そんな月花の行動にユーリは目を見開いたが、
直ぐに何かを閃いたように
口元に笑みを浮かべ、身体を屈めると、
月花を下から見上げた。


「恥ずかしいならそのまま隠してていいよ。
俺、そのままでもヤレちゃうから」


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