【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~
第7章 ユーリ篇
翌朝―…。
「月花様、おっはよー!」
昨夜の事など何も無かったかのように
いつもの笑顔を浮かべたユーリが
月花の部屋へと入ってきた。
『……おはよう』
月花は昨夜の''後遺症''が身体に残っており、
ベッドから起き上がれないでいた。
(ユーリ…手加減するって言ってたのに)
(身体中がだるくて動けないよ…///)
そう思いながら
ユーリをじっと見つめていると…
「はい、これ」
ユーリが一枚の紙を手渡した。
『……え?』
紙にはこう書かれている。
''夜伽レポート/候補者ユーリ:ノルベルト''
「ジル様にバレちゃってた♪」
『ええっ!?』
「部屋の外まで''声''、聞こえてたみたい」
(…''声''ってまさか…夜伽中の?)
月花の顔が一瞬にして真っ赤に染まる。
「でも公式の夜伽って事でジル様が認めて下さったから月花様は俺との夜伽レポート書いてくれる?」
『いいけど…。
ユーリはジルに怒られなかったの?』
「俺?怒られたよ。
今日中に始末書を書くようにって」
何てこともないように
ニッコリ笑ってユーリが話す。
「始末書なんてどおってことないよ。
月花様とヤレたんだから」
目を細め低い声で呟いたユーリの表情に
月花はふと思う。
(ユーリ…もしかして
最初からジルが気付くのをわかってて…?)
ユーリの不敵に笑う表情に目を奪われていると
ユーリと目線が絡んだ。
「月花様のレポート、期待してるね。
今度するときは手加減しないから♪」
『……っ///』
(手加減してあんなに激しいなら…
手加減なしだとどうなっちゃうんだろう…)
そんな妄想を頭の中で描きながら、
月花はレポート用紙に目線を落とした……
第7章 ユーリ篇 END
「月花様、おっはよー!」
昨夜の事など何も無かったかのように
いつもの笑顔を浮かべたユーリが
月花の部屋へと入ってきた。
『……おはよう』
月花は昨夜の''後遺症''が身体に残っており、
ベッドから起き上がれないでいた。
(ユーリ…手加減するって言ってたのに)
(身体中がだるくて動けないよ…///)
そう思いながら
ユーリをじっと見つめていると…
「はい、これ」
ユーリが一枚の紙を手渡した。
『……え?』
紙にはこう書かれている。
''夜伽レポート/候補者ユーリ:ノルベルト''
「ジル様にバレちゃってた♪」
『ええっ!?』
「部屋の外まで''声''、聞こえてたみたい」
(…''声''ってまさか…夜伽中の?)
月花の顔が一瞬にして真っ赤に染まる。
「でも公式の夜伽って事でジル様が認めて下さったから月花様は俺との夜伽レポート書いてくれる?」
『いいけど…。
ユーリはジルに怒られなかったの?』
「俺?怒られたよ。
今日中に始末書を書くようにって」
何てこともないように
ニッコリ笑ってユーリが話す。
「始末書なんてどおってことないよ。
月花様とヤレたんだから」
目を細め低い声で呟いたユーリの表情に
月花はふと思う。
(ユーリ…もしかして
最初からジルが気付くのをわかってて…?)
ユーリの不敵に笑う表情に目を奪われていると
ユーリと目線が絡んだ。
「月花様のレポート、期待してるね。
今度するときは手加減しないから♪」
『……っ///』
(手加減してあんなに激しいなら…
手加減なしだとどうなっちゃうんだろう…)
そんな妄想を頭の中で描きながら、
月花はレポート用紙に目線を落とした……
第7章 ユーリ篇 END